2020.06.29
新商品〜WFG〜
新商品での定番商品化は、当社にとっても本当に久しぶりの事でした。
昨年に試作開発し、今年から本格的に販売する予定でしたが、まさかのコロナ禍... 昨今主流の「柔らかい風合いで、締めつけの少ない」平ゴムです。 品番は、WFG サイズ(巾)展開は取り急ぎ、20mm、25mm、30mm、40mmの4サイズ 今後のご要望によっては、更に新商品での定番商品化は、当社にとっても本当に久しぶりの事でした。 昨年に試作開発し、今年から本格的に販売する予定でしたが、まさかのコロナ禍... 昨今主流の「柔らかい風合いで、締めつけの少ない」平ゴムです。 品番は、WFG サイズ(巾)展開は取り急ぎ、20mm、25mm、30mm、40mmの4サイズ 今後のご要望によっては、更なるサイズ展開も検討いたします! カラー展開は、生成と黒の2種類となっております。 ドライクリーニング対応商品 この製品も、エコテックススタンダード100クラス1認証を取得いたしましたので、安心・安全にご使用できます。 宜しくお願い申し上げます! |
2020.06.23
エコテックススタンダード100認証 定番商品 平ゴム〜天然ゴム編〜
先日のブログで、エコテックスとは何ぞや!を簡単に説明させていただきました。
本日は、その流れでエコテックスを取得している当社の定番商品のご紹介をさせていただきます! まず初めに、当社で製造している「ゴム」は、一般的に「平ゴム」と呼ばれている平らなカタチをしたゴムです。 ちなみに、丸いカタチをしたゴムは「丸ゴム」、丸いカタチをした紐(ヒモ)は「丸紐」とか「紐」と、平らなカタチで伸び縮みしないものは「テープ」と呼ばれております。 また、見た事の無い方は、どれも同じ製品に見えるかもしれませんが、それぞれの特徴を生かした仕様となっております。 今回紹介するのは、エコテックスを取得している平ゴムの中で「天然ゴム(ラテックス)」を使用した製品です。 #1000、#2000、#7000、#YH−2の4アイテムとなります。 天然ゴムを使っている平ゴムで、僕個人的には、この天然ゴムを使った平ゴムが好きです。 天然ゴムは、ラテックスアレルギーの方には向きませんし、洗濯もドライクリーニングには適しておりません。 なので、若干使いづらいかもしれませんが、そもそものゴムの特性である「伸びて縮んで(戻る)」キックバックは最高です! 現在も当社のお客様は、スポーツ系、学童向け(体操着)などのウエスト部分のゴムは天然ゴム使いが多いと思われます。 僕が当社に戻ってきた今から約30年前は、パワーがあって、コシもあり、キックバックが強いゴムが一般的でした。 しかし月日も流れ現在は、パワーもゆるく、締め付けないゴムに変わっていっております。 もちろん、当社では現在ニーズのある平ゴムに対応した製品開発を行っております。 その製品も「エコテックス」を取得し、定番化いたしましたので、またご紹介させていただきますので、宜しくお願い申し上げます。 |
2020.06.19
エコテックス スタンダード100
久しぶりにブログを更新いたしました。
ここしばらくは、Instagram https://www.instagram.com/futakuchi.seichu/ だけを更新しておりましたが、今日から心を入れかえて! 皆さんは、「エコテックス」って聞いたことはありますか? おそらく、聞いたことのない方がほとんどだと思われます。 エコテックスのHP https://oeko-tex-japan.com/ の「エコテックスとは 」をクリックすると、「繊維の安全証明」と出てきます。 詳しくは割愛いたしますが、安心して安全に使える繊維製品ということでしょうか! 当社がこれを取得したのが、2013年で、早いもので7年が過ぎようとしております。 毎年ごとに、更新費用もソコソコ掛かりますし、当社のような小さい工場では、正直大変です。 でも今後、これが武器になり、取得したメリットがあると思っておりますので! 当社の定番商品(10アイテム)の平ゴムで認証取得しております。 エコテックス スタンダード100認証 class1 一番厳しい基準で、安心して36カ月までの乳幼児、幼児期に触れる繊維製品 に対応しております。 エコテックス スタンダード100 HP https://oeko-tex-japan.com/about/standard100/ 当社の平ゴムは、安心して安全に使えます!! |
2019.06.18
平ゴムの使われ方〜アート作品にて〜
今日は、平ゴムの使われ方と題して!
今年の春先のこと、一通のメールが当社に 「ヴェネチアでの展覧会で使用する、アート作品用の平ゴムに関してのご相談」 正規品でなく、多少難ありの平ゴムでもいいので、分けてほしいとの事でした。 メールには、ご自分の経歴、武蔵野美術大学で展示した時の作品の写真なども添付されておりました。 当社では、正規品でない平ゴムも何かしら使えるので(当社内にて)、ストックしてあります。 で、今回はそのストックしてある平ゴムを使って頂くことに! 当初、黒か生成(きなり)のカラーで悩まれていたようですが、黒の平ゴムは手配されたとの事で、当社へは生成(きなり)の平ゴムを ただ、今回使用されてのは黒の平ゴムでしたが、当社にもお礼のメールが なんと、イタリア・ヴェネツィアで開催されている国際美術賞展アルテ・ラグーナで、FESTIVALS & EXHIBITIONS賞を受賞されたとの事でした! |
2019.06.03
製織編ー3〜平ゴム〜
本日も先日から引き続き、過去ブログの再投稿です。
<2014年09月30日> 織ゴムやテープになるまでの道のり 〜 製織編 Part5 〜 さて、本日は「 広幅織物 」には存在しないであろうものが「 細巾織物 」には存在します。 それが「 編口 」です。 「 広幅織物 」のように「 耳糸 」と呼ばれる部分をカットすることもありません。 ニードル織機で製織された「 細巾織物の製品 」には「 編口 」と「 耳 」ができます。 ヨコ針で「ヨコ糸」を飛ばし「 ベラ針 」でキャッチし「 編む 」ことにより「 編口 」が形成されます。
という事で「 編口 」があるかないかでも、見分けることができます。
但し「 シャットル織機 」の場合には「 編口 」は存在しません。 代わりに、両サイドに「 耳 」が存在します。 前回「 ピアノ線 」を紹介させていただきました。 「 テープ 」の場合は「 ピアノ線 」を入れません。 代わりに「 フック 」を使用することがあります。 |