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2019.05.15
製織編〜平ゴム〜
今日からは、過去に違うブログで書いていたものを再アップしたいと思っております。いつまで続けれるのか?はたまた毎日アップできるのかは、分かりませんが...
とりあえず、スタートです!
<2014年9月22日>
織ゴムやテープになるまでの道のり 〜 製織編 Part3 〜
さて、本日は「 細巾織物・製紐・細巾編物 」での「 ゴム※1の入った商品 」の見分け方についてです。
細巾織物・製紐・細巾編物のそれぞれには「 ゴム 」が入った商品が存在します。
※1ゴム・・・天然ゴムや合成ゴム、ポリウレタンのこと
また、それぞれには「 呼び名・呼ばれ方 」があるのですが、統一されているものではありません。
例えば「 細巾織物 」では「 平ゴム、織りゴム、ニードルゴム、タックゴム、インベルゴム 」など
「 製紐 」では「 平ゴム、コールゴム 」など
「 細巾編物 」では「 平ゴム、編ゴム、コメットゴム、ラッセルゴム 」など
まだ他にも「呼ばれ方」があるかもしれませんが。
で、お気づきでしょうか?
「 平ゴム 」だけが3つともに出てくるのを!
当社にも様々な顧客様からお問い合わせがあります。
「 平ゴムが欲しいのですが? 」と
それは「 織りですか?編みですか?製紐ですか? 」と尋ねると、
返ってくる答えは「 平ゴムです! 」と
なので簡単に「 見分け方 」を説明させていただきます。
まずは当社で生産している「 細巾織物 」から
写真は「 ムシロ織り 」という組織の商品ですが
この商品を両手で持って引っ張ってください。
拡大するとこんな風に
次に「細巾編物」ですが
同じように両手で持って引っ張ってください。そうすると
拡大するとこんな風に
最後に「 製紐 」ですが
両手で持って引っ張ってください。そうすると「 巾が狭く(細く) 」なります
拡大するとこんな風に見えます(組んだ組織となります)
分かり易くアップしたと思っているのですが、いかがだったでしょうか。