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2019.06.03
製織編ー3〜平ゴム〜
本日も先日から引き続き、過去ブログの再投稿です。
<2014年09月30日>
織ゴムやテープになるまでの道のり 〜 製織編 Part5 〜
さて、本日は「 広幅織物 」には存在しないであろうものが「 細巾織物 」には存在します。
それが「 編口 」です。
「 広幅織物 」のように「 耳糸 」と呼ばれる部分をカットすることもありません。
ニードル織機で製織された「 細巾織物の製品 」には「 編口 」と「 耳 」ができます。
ヨコ針で「ヨコ糸」を飛ばし「 ベラ針 」でキャッチし「 編む 」ことにより「 編口 」が形成されます。
という事で「 編口 」があるかないかでも、見分けることができます。
但し「 シャットル織機 」の場合には「 編口 」は存在しません。
代わりに、両サイドに「 耳 」が存在します。
前回「 ピアノ線 」を紹介させていただきました。
「 テープ 」の場合は「 ピアノ線 」を入れません。
代わりに「 フック 」を使用することがあります。