2021.12.02
ひっくり返りにくい、よじれにくい平ゴムのご紹介〜part3 WFG®〜
だんご三兄弟ならぬ、ひっくり返りにくい、よじれにくい平ゴムの第三弾
トリは、WFG®(登録第6444837号)
この平ゴムは、これまでの2点とは違った特性を持った平ゴムです。
前回「天然ゴム」の特性の一つとして伸長、伸縮性に富んだとありましたが、この製品の中に入っているゴムは「ポリウレタン弾性繊維」なのですが、「天然ゴム」に近い物性の「ポリウレタン」を使用しているので、しなやかな伸び、締め付けすぎない着圧感を持った製品です。
また、サンプル帳だと分かりづらいのですが、肉厚のある製品となっております。
片面だけですが、表面の糸を浮かした組織となっているので、柔らかく、肌さわりの良い製品です。
浮かした分だけ厚みが出ております。
ですので、通常当社の製品は30m単位で丸巻(レコード巻)を行なっているのですが、30mでは巻けないため、20m巻となっております。
2021.12.02
ひっくり返りにくい、よじれにくい平ゴムのご紹介〜part2 #7000〜
前回からの続き
ひっくり返りにくい、よじれにくい平ゴムのご紹介part2です!
今回は当社品番、#7000を
サンプル帳には品名を記載しておりませんが、以前より「スダレゴム」と呼んでおります。
なぜ、「スダレゴム」なのか?
下記の写真を見てもらえればお分かりになるかと思われますが、表面がすだれ状になっているからだと、教えてもらった記憶があります。
2021.12.01
ひっくり返りにくい、よじれにくい平ゴムのご紹介〜part1 #200〜
当社で生産している平ゴム
使用用途の中でウエスト部分に使われることが多いです。
例えば、学校向けの体操着、ジャージ、婦人用スラックス、スカート、パジャマなどなど
その中で、洗濯時に関したお問合せが最近多くなってきました。
洗濯したあと、ウエスト部分の平ゴムがひっくり返ったり、ねじれたりと、なることが多いとのこと。
特にパジャマなどは、柔らかい平ゴムを選択されることが多いため、そうなることが多くなるのかもしれません。
よじれなどをなくするには、生地に平ゴムを縫付けるとそのような心配はなくなると思われるのですが、往々にして「ゴムの取替」を行いたい方がいらっしゃるので、そう簡単なことではないのかもしれません。
こうした問題、課題は以前からあって、当社でも何か方法はないのかと現在も思案しております。
当社の定番製品の中では、#200、#7000、WFGなどは、ひっくり返りにくい、よじれにくい製品となっております。
※あくまでも「にくい」ので、「しない」ではありませんのでご了承ください
特にその中では、#200が一番しにくいと思われます。
この商品はヨコ糸に、ナイロンモノフィラメントという糸を使っております。ナイロンモノフィラメントとは、釣り糸や歯ブラシなどに使われている硬い糸です。
しかし、デメリットもあります。
硬い糸を使っているので、万が一、糸がほどけた場合にその糸が生地から突き抜けるのではないかと不安視され使われていない業界もございます。
先ずは、試作からお願いできましたら!
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ!
2021.11.22
自社ECサイトを作りました!
以前より、ネットショップサイト「BASE」には、当社のサイトを登録だけはしてあったのですが、そのままほったらかしに
現在当社では、商工会を通じて「専門家派遣」なるものを利用しております。
https://shoko.or.jp/contents/common/85ホームページについてアドバイスを受けており、その流れでECサイトも作った方が良いとのことで、今回作ってみました。
現在当社では、廃棄される製品や素材などを用いて商品作りを行っております。
自社内に「二口製紐工作部」なるものを発足させ、現状2名の工作部員が、空いた時間で色々なものづくりをしております。
せっかく作りだした自社商品なので、一つでも多く販売したい!という思いもあり、奮闘している最中です。
自社内だけでは完結できないので、外部のチカラも借りながら
新しいことを始めるのは、非常に面倒で億劫です
何もしないのが楽なんですが…
そうも言ってられないので、頑張ります!
当社のECサイト(BASE)です
ぜひ、ご覧くださいませ!!
https://futakuchi.buyshop.jp/
2021.11.11
高松こども園にて〜廃棄される平ゴムのカバン〜
先日、かほく市立高松こども園さんへ行ってきました。
本来ならば、8月中にお伺いする予定だったのですが、このコロナ禍で状況が悪くなり、残念ながら延期となり…
で、何の目的でこども園さんにお邪魔したかというと
このカバンを届けるために行ってきました。
このカバンは、当社で規格外など廃棄していた「平ゴム」を使い、何かできないかと思い作ったものです。
園長先生や担任の先生からのリクエストで、園児が外へ遊びに行く際に使えるカバンということで!
カバンの大きさや、紐の長さなど、園児が使いやすいカバンになったと思います。
さらに、このカバンは白いのでキャンバスと見立て、絵を描いてほしいと思い先生にリクエストしたところ、31名の年長さんに描いてもらいました。
その時の様子です。
たまたま、当日の朝に雨が降り、やんだ後に大きな虹が出たらしく、虹を描かれる園児さんが多く、また僕は知らなかったのですが、保育園などで「にじ」の歌なるものが流行っているらしく、大合唱しながら描いてくれたのが印象的でした。
※「保育園 にじのうた」で検索してくださいませ!
メッチャ感動した一日でした!